秋の一日、愛知・岐阜県境に残る中央西線の廃線跡を歩いてきました。現在では複線トンネルが貫いている県境の開通当初の車窓風景です。
トンネルが幾重にも続くこの「愛岐トンネル保存群」ですが、このルートが再発見されたのは平成18年。まだ数年前の事だそうです。
廃線跡が一直線に伸びています。足元は枕木こそありませんが、砕石は当時のままでしょうか。歩きにくい道ですが、ここは間違いなくSLが通っていた線路跡です。
SLから見えたであろう車窓風景です。「玉野渓谷」といい、その当時はこの川にボートが浮び、名古屋市民の川遊びスポットだったそうです。
ここは春と秋しか一般公開されない場所ですが、この日は「荒野のヒカリ」というアートプロジェクトが開かれていました。トンネル内部にこのような展示が為されています。
レンガのトンネルの側壁を使って、こんな映像も流れています。
往復3.4kmのこんな散歩もいいものですよ。、